2000-09-01 ◆原油/石油製品に対するヘッジが可能に 【ニューデリー】インド政府は8月30日原油及び石油製品の先物取引を許可した。これにより企業はこれらの商品の価格変動に伴うリスクをヘッジすることができるようになった。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、デカン・へラルドが8月31日報じたところによれば、原油価格の急騰により今年度の原油輸入支払いが180億米ドルに膨張することが予想される中で、中央銀行は以上の措置を発表した。 インドは液化石油ガス(LPG)と灯油を除けば、他の石油製品については純輸出国になっている。今回の決定は原油輸入会社3社、即ちIndian Oil Corporation (IOC)、Mangalore Refineries and Petrochemicals Ltd (MRPL)、そして民間のRelianceに恩恵を及ぼす見通しだ。IOCは全ての国営石油精製会社に代わり原油の輸入を行っており、MRPLはその969万トンの精製施設用にスポット市場で原油を購入している。Reliance はグジャラート州に設けた2700万トンの精製施設に供給するため原油を輸入している。 インド政府は1998年に商品先物やデリバティブ取引を認めたが、石油業界だけがこの種のリスク・ヘッジを認められなかった。