2000-09-15 ◆ICI、特殊化学に照準 【ニューデリー】利幅と時価総額が急速に縮小する中でICI Indiaは、そのビジネスに見直しを加え、特殊化学に照準を合わせている。 エコノミック・タイムズが9月14日報じたところによると、ICIは非特殊化学ビジネスを売却するか、他社との合弁に転換するか、その処置を検討している。非特殊化学事業にはラバー・ケミカル、爆発物、製薬、硝酸繊維素が含まれ、またICIが手掛ける化粧用ペイントは特殊化学に分類される。 ICIインディアは香辛料及び芳香剤ビジネスへの進出を図っており、事業化調査も完了、マハラシュトラ州Thane工場における製造活動に近く乗り出す見通しだ。製品は主に西部地区の顧客に納入される。この他、ICIインディアはスターチ・ビジネスの強化を図っており、小規模企業と水溶性接着剤の製造に関する商談を進めている。 特殊化学は技術集約ではあるが、それほど多額の投資を必要とせず、またICIインディアは必要な技術の多くを英国の親会社から手に入れることができる。加えて特殊化学工業は周期的な市況の変動も少ないと言う。