2000-10-02 ◆アンドラプラデシュ州セメント価格急上昇 【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州のセメント価格は、製造業者が供給を段階的にストップしたことから、今年4-5月の1袋95-110ルピーから140-145ルピーに上昇した。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月29日業界筋の消息として伝えたところによれば、同州に製造施設を有するL&T、Madras Cements、India Cements、Birla Cements等のセメント会社は、一定価格以下では売らない密約を交わしたようだ。この結果、価格は上昇したものの、需要は決して旺盛でないことから、生産レベルに関しては、各社の判断に委ねられているものと見られる。 アンドラプラデシュ州には主要サプライヤー20社の他、ミニサプライヤーが10社ほど存在し、月間供給能力は140万トン前後。これに対して州内の需要は70万~80万トンで、余剰は主にタミールナド州、マハラシュトラ州、カルナタカ州の3州に供給され、一部はオリッサ州やゴアにも出荷されている。 メーカーらは生産後、直ちに市場にダンピングすることを避けるとともに、州内の需要の50%を占めるHyderabad/Visakhapatnam/Vijayawada/Tirupati地区における供給を段階的にストップしている。 アンドラプラデシュ・セメント製造業者協会(APCMA)のK.V. Venkataraman主任(CEO)は、「価格の上昇はインド南部地区全体の価格が底入れしたのに伴うもので、セメント市況は過去2ヶ月回復に転じている」とコメントした。