2000-10-12 ◆地場FMCG大手、インド小売市場に新機軸 【アーマダバード】大衆市場志向の地場FMCG(fast moving consumer goods)大手として知られるNirmaがスーパー・マーケットをオープン、量販店の経営に乗り出した。 エコノミック・タイムズが10月10日伝えたところによれば、グジャラート州の州都アーマダバードの低所得層住宅地区に建築中のビルディング1階にオープンしたRadhe Supermarketはコーポレート・ショー・ピースとは言い難いが、確かにユニーク。食料品雑貨を手掛ける一般のスーパーは中高所得層をターゲットにするが、Nirmaはマス・マーケットに照準を合わせている。6000平方フィートの売り場面積は決して大きいとは言えないが、アーマダバード東北郊外の労働者地区Bapunagarでは最大規模。 ライバル・スーパー・マーケット・チェーン、Ravji(最近Adani Exportsグループに加わった)のチーフ、Vahid Ravji氏 は、「Nirmaはアーマダバード労働者街における商機を探る最初のスーパー」とコメントした。 新ビジネスの推進役を務めるNirma consumer careのHiren Patel会長兼取締役は、「実験的試み」とだけ述べ、将来の計画や戦略について多くを語ろうとしないが、非公開企業Nirma Industries Limitedが設けたRadheストアは、インド小売ビジネスの新機軸を打ち出そうとしている。長時間をかけ綿密な市場調査を行うことで知られるNirmaが、Radhe Supermarketsの第2店舗を設けるのは、なお先のことと見られるが、もし実現するなら、その時はインドのリテール市場に大きな変化が生じる可能性が有る。