2000-10-13 ◆政府首席経済顧問、S&Pの評論に反論 【ニューデリー】信用格付け会社Standard & Poorは、政府に経済改革を加速する能力がないとの理由で、インド債券の格付け評価を下方修正したが、インド政府のチーフ・エコノミック・アドバイザー、Shankar Acharya氏は10日、インドの経済改革は前進していると反論した。 S&Pは長期にわたりほとんどジャンク・ボンドのカテゴリーに属するBBB/A-3(ルピー建て)及びBB/B(外貨建て)の格付けがなされたインドのソブリン・ボンドに対する評価を「ポジティブ」から「ステーブル」に改め、「インド政府が経済改革を加速する能力を持ち合わせぬため」とその理由を説明した。S&Pは、インドの政策決定者は、公共金融部門の弱点を克服し、公共部門を近代化するためのコンセンサスをこれまで一度も形成できなかったと指摘している。 Acharya首席経済顧問はこれに対して、「それはS&Pの評価であり、我々は同意しない」と述べるとともに、2000-01年度も6-7%の長期的成長目標を実現できるとしている。