2000-10-19 ◆石油製品需要の伸び2.5%に鈍化 【ニューデリー】原油価格が世界的に上昇する中、石油製品需要の伸びは昨年の6.5%から今年は2.5%に鈍化した。 エコノミック・タイムズが10月18日伝えたところによれば、石油製品需要は国際原油価格の上昇と国内経済のスローダウンの打撃を受け、取り分けディーゼル油需要は0.7%の落ち込みを見た。ガソリンの需要は14%、液化石油ガス(LPG)の需要は16%と、依然成長基調を辿っているものの、昨年の成長率には及ばない。 こうした中で国内石油マーケッティング会社は製品の輸出を開始しており、取り分けディーゼル油の輸出は、国内における供給過剰を防止するのに役立っている。Reliance Petroleum Ltd(RPL)は既に6万6000トンを輸出したが、同社の月間生産能力が82万トンであるのに対し、石油マーケッティング会社が10月同社から買い付けた量は50万トンに過ぎず、輸出は不可避になっている。こうした中で国営石油会社Hindustan Petroleumも輸出市場進出を準備している。 政府が目指す石油精製の5~5.5%の成長を実現するには、製油会社は110%の稼働率を維持せねばならないが、既に多くの製油所が設備能力以下の操業を行っている。精製マージンもバレル当たり5~10セント縮小しており、製油会社のボトムラインに影響を及ぼす見通しだ。