2000-10-30 ◆シェル、ムンバイにエチレン・クラッカー建設 【ニューデリー】シェルはマハラシュトラ州ムンバイ付近に年産70万トンのエチレン分解装置を設ける計画で、既に政府と仮契約書(letter of intent)を交換、環境アセスメントの認可を待っている。 インディアン・エクスプレスが10月26日、化学・石油化学局筋の消息として報じたところによれば、金融アレンジも数週間以内に完了する見通しで、2004年の操業開始が目指されている。 米国拠点のDow Chemicalsもマハラシュトラ州にエチレン・クラッカーを設ける可能性を検討、政府と初歩的な話し合いを進めている。 化学・石油化学局の予測では2010年の年間石油化学需要は1000万トン前後に達するが、現在の国内製造能力は500万トンに満たない。このままでは大量の石油化学品を輸入に依存することになるため、政府は石油化学品生産能力の拡張を奨励しており、少なからぬクラッカーの建設が準備されている。 Reliance Industries Ltd(RIL)とAssam Industrial Development Corporation(AIDC)の合弁に成るReliance Assam Petrochemicals Ltdはアッサム州Dibrugarh県Tengaghatに年間30万トンのエチレン製造能力を有するガス・クラッカーを建設している。 パンジャブ/カルナタカ/マドヤプラデシュ3州の工業開発公社も、それぞれLudhiana、Mangalore、Sagarに、各年産30万トンのクラッカーを建設している。 ケララ州Kasargod県とタミールナド州沿岸地帯には、やはり両州の工業開発公社により年間エチレン製造能力各50万トンのクラッカーが設けられる。 RILはまたグジャラート州Jamnagarにも年産80万トンのエチレン・クラッカーの建設を計画していると言う。