2000-11-21 ◆オリンパス、インド企業と技術移転契約 【ニューデリー】オリンパス光学工業は、地元顕微鏡産業の指導的プレーヤーOlympus Indiaと技術移転協定を結んだ。 エコノミック・タイムズが11月20日報じたところによれば、オリンパス光学工業が25%出資するオリンパス・インディアはこのほど独自開発した新世代の顕微鏡CH20iを発売した。 日本企業は一般に地元への技術移転には保守的と言われるが、オリンパス光学工業のY Yamaoka部長は、同社が技術移転を決めたのはコスト削減が主要な目的で、ライフサイエンス領域だけで130クロー(US$2809万)と見込まれるインドの市場規模も方針決定の主因になったとしている。 オリンパス・インディアのArvinder S Dhingra重役(CEO)は、目下50クローほどの顕微鏡が毎年輸入されており、輸入代替市場の開拓が当面の目標と語った。輸入されたCH20の価格が6万ルピーであるのに対し、国内で開発されたCH20iのコストは3万ルピー。時計、宝石、半導体チップ産業方面の需要も見込まれ、取り分けバイオテクノロジー産業の成長により、向こう数年需要は急増する見通しだ。将来はCH20iの輸出も検討すると言う。