2000-11-29 ◆ABB、電力事業からIT/サービスにシフト 【ニューデリー】インドにおける電力事業から撤退したスイス/スウェーデン拠点のコングロマリット、アセア・ブラウン・ボベリ(ABB)は、情報技術(IT)及びサービスに照準を合わせインドにおける事業を再構築する方針だ。 インディアン・エクスプレスが11月28日伝えたところによると、ABB LtdのGoran Lindahl社長兼CEOは同紙に以上の計画を明らかにした。それによると、IT世界戦略の一環として、4億米ドルを投じて当面インドにおけるテクノロジー企業、取り分けソフトウェア企業の少数権益(10-50%)を買収する。第2段階ではアプリケーション/サービス企業の支配権益(50-100%)を買収、第3段階ではマーケット・チャンネル、主にインターネット・モールに1億米ドルを投資する。IT市場への進出を目指し、ABBは最近バンガロールにITリサーチ・センターを開設した。同センターはインドから海外に流出したエンジニアの呼び戻しを試みる。 目下インドにおける売上の80%は送配電事業と自動化ビジネスにより占められているが、向こう数年間には石油/ガス領域でも積極的な活動を展開する方針だ。 Lindahl氏はインドの官僚主義に落胆の意を表明するとともに、90%のルールを削除して、より単純な制度を構築する必要があると指摘した。