2000-12-13 ◆国際電話会社VSNL、DTH放送事業進出目指す 【ニューデリー】これまで国際電話サービスを独占経営してきたVidesh Sanchar Nigam Ltd(VSNL)はDTH(direct-to-home)放送ビジネス進出を目指し、準備を整えている。 エコノミック・タイムズが12月11日VSNL幹部の言として伝えたところによれば、同社は来年初からDTHサービスを開始することを目指し、目下ニューデリー、チェンナイ、カルカッタにおける地上基地の建設作業を進めている。これらのKuバンド地上基地はDTHアプリケーションに用いられる。 VSNLは来月からインドの放送会社にマルチプル・チャンネル・パー・キャリア・プラットフォーム・ベースのデジタル・アップリンク・サービスを提供する。デジタル・テクノロジーを用いることにより、放送会社はトランスポンダーをより効率的に利用し、コスト低減を図ることができる。DTHのインフラストラクチャーも同プラットフォーム上に構築される。 DTHプラットフォームを設ける際には、他の長距離電話会社の出資を求めることも検討するが、この点に関しては政府のより詳細なガイドラインの発表を待って最終決定を下すと言う。 インド政府は、DTH放送を民間に開放する方針を発表したが、外資の出資率に49%の上限を設けた他、放送会社やケーブル・ネットワーク会社の部門別出資率も20%に制限した。部門別出資率の20%の上限は、同市場参入を目指す少なからぬ放送会社や電気通信会社に大きなショックを与えている。