2000-12-15 ◆フィアット・インディア、25%人員削減 【ムンバイ】消息筋によれば、Fiat India Ltd(FIL)は20~25%の人員削減を計画、約70人の中間管理職に来年1月1日付けで退職を求めている。 エコノミック・タイムズが12月14日報じたところによれば、FIL筋は以上の消息を確認することを避けたものの、近くマハラシュトラ州Kurla工場従業員の依願退職を募る計画を明らかにした。それによると、これは過剰労働者を整理する再編計画の一環だが、最終計画が立案されるまでは、どれほどの人員が整理されるか具体的数字を明らかにすることはできないと言う。FILはまたプーナ近郊Ranjangaonに設けた新工場に一部モデルの製造業務を移転する計画も暫時棚上げしている。 FILは1998年10月に依願退職方式により1050人を整理、現在の従業員数は2030人で、目下Uno、Siena、Siena Weekendの製造を手掛けている。 小型車Unoの今年に入って以来の月間販売台数は600台だが、これは昨年のほぼ3分の1。Unoの販売台数は、ライバルHyundai Santro、Daewoo Matiz、Maruti Zen、Tata Indicaの売上の拡大とは対照的に下降線を辿ってきた。中型車Sienaの月間販売台数も1999年の450-500台から今年は150台前後に下降している。ディーラー筋によれば、最近発売されたステーション・ワゴンSiena Weekendの販売も低調に推移している。 こうした中でFILは今やドリーム・カー、Palioに望みを託している。Palioは2001年半ばまでに発売される予定だが、FILは地元部品使用率を90%台に高め、発売価格の引き下げを図る計画だ。 Filにはイタリヤのカー・メーカー、フィアットの完全出資子会社Fiat India Automobilesが97%、地元パートナー、Premier Automobilesが残りを出資している。