2000-12-22 ◆ゴア、今年の鉄鉱輸出15-20%アップ 【パナジ】ゴアの鉄鉱輸出は、国際スチール市場のリセッションで過去3年間にわたりスランプに陥っていたが、今会計年度は15~20%の成長が見込まれている。 エコノミック・タイムズが12月22日、ゴア鉱石輸出業者協会(GMOEA:Goa Mineral Ore Exporters' Association)筋の消息として伝えたところによれば、今年初8ヶ月(4-11月)の輸出は840万トンと、昨年同期の760万トンに比べ9.5%の成長を見た。手持ち契約から見て第4四半期には輸出がピークに達し、通年の輸出量は1700万~1750万トンをマークする見通しだ。これは1997-98年の過去最高記録に匹敵するもので、昨年の1450万トンの輸出実績を15~20%上回る。 主要市場の日本の他、韓国と中国の需要も復調を見ている。日本向け輸出は15%、中国向けは6%前後の成長が見込まれる。しかし欧州向けは海運料金の変動から僅かな下降が予想される。 需要増に伴う価格の復調に加え、低品質鉱石の需要拡大も、輸出業者に余録をもたらしている。磁選機(magnetic separator)やferrous-wheel等の新技術導入に加え、ロー・グレードとハイグレード鉱石のブレンド方式を採用したことにより、これまで無価値と目されてきた低品質鉱石の輸出が可能になった。このため今年通年のゴア鉱山の生産量は過去最高の1800万~1900万トンに達する見通しだ。 ゴアはインドの鉄鉱石輸出のほぼ50%に貢献、年間800~900クロー(US$1.71億-1.92億)の外貨を稼いでいる。ちなみにインドの鉄鉱石輸出は世界第3位にランクされている。