2001-02-06 ◆バイアグラ・クローンの輸出ブーム到来? 【ムンバイ】インド製薬業界には、バイアグラ商標で知られる強精剤クエン酸シルデナフィル(sildenafil citrate)薬品の製造ブームが生じており、これらの業者は自製バイアグラの輸出市場開拓に大きな関心を抱いている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月3日伝えたところでは、今年1月だけで6社がこの種の薬品を発売、別に2社が発売準備を進めている。これら6社はいずれも輸出、取りわけ南アジア/西アジア/東欧/ラテン・アメリカ等の薬品管制がまだ敷かれていない市場の開拓を目指している。 他社に先駆けバイアグラのインディアン・バージョン“Penegra”を発売したZydus Cadila Healthcare LtdのGanesh Nayak社長によると、同社はPenegraの生物工学的同等性テストを進めており、2月末までに社内の調査を終え、2001年12月までに様々な市場における登録を完了する予定だ。 アナリストは、クエン酸シルデナフィルの国際市場における価格は大幅に下降しているが、インド企業は価格競争力を備えていると指摘する。それによると、現在バイアグラは世界の130カ国で販売が認められており、薬品統制が敷かれている国と、敷かれていない国を含め、市場規模は20億米ドルと見積もられる。 一方、エコノミック・タイムズの3日の報道によれば、アンドラプラデシュ州政府は、州内の薬局に対し、泌尿器科医、精神病医、内分泌科医の処方箋のコピーと引き替えにクエン酸シルデナフィル薬品を販売するよう指示するとともに、同指示に従わぬものは薬品の製造・販売許可を取り消すと警告した。 バイアグラはインド政府薬品総監(Drug Controller)により認可されており、アンドラプラデシュ州ではDr Reddy's Laboratoriesが同薬品の処理・製造を許されている。