2001-02-08 ◆非鉄金属領域への外国直接投資拡大も 【ムンバイ】ここ数年、インド国内における非鉄金属の消費の伸びが、生産の伸びを上回っており、この方面の投資が促進され国内生産が拡大しない限り、こうした傾向は持続する見通しだ。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月7日報じたところによれば、インド非鉄金属製造業者協会(INFMMA:Indian Non-Ferrous Metals Manufacturers' Association)のS. P. Shorewala会長は、“2001年非鉄金属国際会議(International Conference on Non-Ferrous Metals 2001)”の開幕に先立って、同紙に以上の消息を語った。Shorewala会長によれば、インドはアルミニウム等、少なからぬ非鉄金属領域においてグローバル・プレーヤーとして活躍することができ、大量の輸出により多額の外貨を稼ぐことも可能だ。 例えばアルミニウムの国内需要は年率8%の成長が見込め、遠からず輸出が圧力を受けることになる。しかしインド国内には控え目に見ても25億トンのボーキサイトが存在し、長期にわたり採取できる。またキャプティブ発電用の豊富な石炭や技術労働者も有するため、インドはこれらの持てる資源を有効に利用し、国際市場における地歩を強化すべきである。 国際化の波は、インド企業にビジネス機会を提供しても脅威にはならない。非鉄金属がインド市場にダンピングされるようなことは考えられず、譬え有っても、関税や反ダンピング税により対処できる。 非鉄金属部門は近い将来外国直接投資誘致の中心的役割を担うものと見られる。インドには市場も、原料も、技術労働者も存在する。ないものと言えば、これらの資源を開発し、輸出するための資金である。 主にアルミニウム、銅、亜鉛、鉛から成る国内非鉄金属部門は、インドにとって極めて重要な経済資源と言える。しかしながら非鉄金属部門は業界全体を通じて研究開発(R&D)努力が不足しており、特にテクニカル・マンパワーを備えた一次製造業者が中心的役割を担うべきだと言う。