2001-02-08 ◆Cipla、エイズ治療薬を低価格でオファー 【ニューヨーク】マハラシュトラ州ムンバイ拠点の製薬会社Cipla Ltdはエイズ治療用3剤併用薬(triple therapy drug)“Cocktails”を1患者当たり年間350米ドルでアフリカにおける医療活動に従事するグループにオファーした。 エコノミック・タイムズが2月7日、ニューヨーク・タイムズの報道を引用して伝えたところでは、ジェネリクス薬品の主要なサプライヤーとして知られるCiplaはノーベル賞も受賞したいわゆる“国境なき医師団(Doctors Without Borders)”の交戦地区や貧窮地区における治療活動に対し、以上のオファーを行った。 医師団はアフリカにおいてはエイズ治療のパイロット・プロジェクトを実施しており、Ciplaが供給する薬品を無料で提供する見通しだ。Ciplaはより大規模な政府プロジェクトには1患者当たり年間600米ドルで薬品を供給することをオファーしており、これも特許権保有企業のオファー価格を約400米ドル下回る。 先週金曜、ニューヨークで国境なき医師団メンバーと会談したCiplaのYusuf K Hamied会長は、多国籍企業の市場独占に対して突破口を開くための方策とコメントした。