2001-02-13 ◆金融機関、鉄鋼会社JVSLの再編計画を承認 【ムンバイ】Jindal Vijaynagar Steel Ltd(JVSL)の債権銀行らは、プロモーターの持分を63%から38%に引き下げ、金融機関のそれを7%から44%に引き上げることを含む、Accenture(旧社名Andersen Consulting)により準備されたJVSL再編案を承認した。 エコノミック・タイムズが2月11日伝えたところによると、目下JVSLの払込資本は1398クロー(US$3億)、Industrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)を初めとする金融機関のJVSLに対するエクスポージャーは2693クロー(US$5.77億)だが、JVSLはその資本金の内560クロー(US$1.2億)を向こう5年間に分割償還される0.0001%の償還可能優先株に転換する。これに伴い金融機関はその債権の内同額の560クローを優先株に転換する。これにより金融機関のJVSL持分は7%から44%に拡大する。 JVSLは目下カルナタカ州Bellaryに年産80万トンの熱間圧延コイル(HRC)の製造施設を有し、同じ年産80万トンのHRC製造施設を新たに建設している。今回の再編の結果JVSLの年間金利負担は628クローから428クローに200クロー(US$4282万)縮小する。 また金融機関は現在17.4%のローン金利を向こう3年間14%のレベルに引き下げ、その後徐々に元の水準に戻すことを認めた。金融機関の同措置に伴う損失の一部を補填するため、JVSLは金融機関に14%の転換社債を発行する。同転換社債が株式に転換された場合には、金融機関のJVSL持分は44%を上回ることになる。 ちなみにこれ以前にJVSLは鉄鋼価格にリンクした再編案を立案したが、当時はちょうどHRCが急落していたため、同提案は金融機関により棄却された。しかしHRCの国際価格は過去2週間にトン当たり20米ドルほど値上がりしている。米国及び日本の鉄鋼会社はその鉄鋼製品価格をトン当たり各40米ドルと30米ドル引き上げた。