2001-02-23 ◆エンロン、マハラシュトラ州広帯域事業計画を廃棄 【ムンバイ】米国のエネルギー・メジャー、Enronは22日、マハラシュトラ州における広帯域ネットワーク構築プロジェクトの実行を見合わせると発表した。 エコノミック・タイムズ電子版が2月22日伝えたところによれば、エンロン幹部はロイター社に「重要な商業案件の認可の遅延からプロジェクトを実行せぬ方針を州政府に通知した」と語った。エンロンは昨年、マハラシュトラ州電力局(MSEB)及びGlobal Tele-Systemsと共同でほとんどマハラシュトラ州全体をカバーする広帯域ネットワークを構築する計画を立案、エンロンとグローバル・テレシステムズは600クロー(US$1.29億)以上を投じて、マハラシュトラ州内に高速通信交換施設を設けるはずだった。 エンロンは今月初めには、鉄鋼大手のIspat Industriesに電力及び液化天然ガス(LNG)を供給するプロジェクト(49%出資)から手を引く方針を発表しており、広帯域ネットワーク事業は、同社が最近撤退を宣言したインドにおける2番目の主要プロジェクト。 広帯域プロジェクトの廃棄は、緊張を高めているエンロンとマハラシュトラ州政府の関係を一層悪化させる見通しだ。両者はエンロン傘下のDabhol Power Companyに対するMSEBの電力料支払い滞納問題を巡り反目している。