2001-02-26 ◆今年4月以降も500品目の数量規制維持 【ニューデリー】インドは今年4月1日に715品目の数量規制(QR:quantitative restriction)を撤廃するが、関税貿易一般協定(GATT)第20条の免責条項及び21条下の国家の安全に対する配慮からその後も450~500品目の数量規制を維持する見通しだ。 インディアン・エクスプレスが2月23日、伝えたところによれば、商務省のPrabir Sengupta次官は22日催されたWTOの紛争解決メカニズムに関するセミナーの会場で以上の消息を語った。 それによると今年4月に数量規制が撤廃される715品目には繊維関連の242品目が含まれているものの、国防関連品目は含まれていない。これらの品目に対する数量規制は国際収支上の理由からこれまで維持されてきたが、世界貿易機関(WTO)に対する誓約及び米国との協定に基づき撤廃せねばならない。米国には1429品目の数量規制を2段階に分けて撤廃することを約束しており、昨年4月1日までに714品目、そして今年4月1日までに残る715品目の規制を解除する。 数量規制の維持が検討されている450~500品目はなお見直し中で、最終方針はまだ決まっていない。今のところ欧州連合(EU)のみが同問題を取り上げていると言う。