2001-02-28 ◆輸出成長、劇的な回復:経済報告 【ニューデリー】農業、工業、サービス部門の成長が顕著な鈍化を見たのとは対照的にインドの輸出は1998-99年の-3.9%から1999-2000年の11.6%、そして今年初9ヶ月(2000年4-12月)の20.4%へと劇的な回復を見た。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月27日、2000-01年度経済調査報告を引用して報じたところによれば、輸出成長が目覚ましい回復を見たのとは逆に輸入は石油輸入を除き顕著な成長鈍化を見た。1999-2000年の総輸入は16.5%の成長を見たものの、これは主に石油輸入の63%の伸びに伴うもので、非石油製品輸入の伸びは低率にとどまった。今年初9ヶ月の総輸入は、前年同期の10.7%から9.0%に一層の鈍化を見た。同期には石油輸入が78.2%の成長を見た反面、非石油輸入は8.3%落ち込みを記録した。 輸出が大幅な成長を見たのに反して、工業生産の成長が鈍化し、非石油輸入がマイナス成長に陥ったのは極めて奇形的現象と言える。輸出の成長は非石油製品輸入の拡大に支えられるのが、通常のシナリオだが、こうしたことは生じなかった。これは国内経済がデマンド・リセッションに直面しているためで、国内業界は低調な需要から輸出を強いられているのが現状と言う。