2001-04-11 ◆Nalco、アルミ・ワイヤー・ロッド値上げ 【ムンバイ】国営National Aluminum Company (Nalco)は2001年4月1日からアルミニウム・ワイヤー・ロッドのトン当たり価格を1000ルピー引き上げた。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月10日伝えたところでは、ワイヤー・ロッドの市場価格はトン当たり8万7000ルピー前後だが、アルミ各社が顧客にオファーするディスカウントを織り込んだ実質価格は明かでない。Aditya Birlaグループの旗艦Hindalco Industries Ltd(HIL)は既に2001年3月よりトン当たり8万9000ルピーに値上げしている。 Nalcoオフィシャルは値上げの理由を明かにしていないが、明瞭な理由の1つは、国内第3位のアルミ会社Bharat Aluminium Company Ltd (Balco)の操業停止で、供給が逼迫していることが挙げられる。 ちなみにNalcoのワイヤー・ロッド年産能力は3万6000トン、Balcoは同3万トン、HILは同2万トン。 インドはアルミニウムの純輸出国だが、米国精錬所の操業ストップで国際アルミ価格は現在高水準にある。しかし需要の低下やガス値下がりに伴うコスト・ダウンから国際価格が軟化する可能性が予想されている。とは言え、業界観測筋は、インド国内では電力部門における需要の拡大から、ワイヤー・ロッドの需要が今後も高水準を維持すると予想した。