2001-04-12 ◆地場二輪車大手バジャジ、ブラジル市場開拓に着手 【ムンバイ】インドの地元二輪・三輪車製造大手、Bajaj Auto Ltd(BAL)はブラジル企業Cofaveと手を結び同国で年間約1万5000台の自動三輪車を製造するとともに、モーターサイクル及びスクーターも組み立て、バジャジ商標で販売する計画だ。 エコノミック・タイムズが4月11日報じたところによれば、中国製品の浸透で国内二輪車市場の競争が益々過熱、これまでニッチとしてきたスクター・セグメントも萎縮傾向を辿る中、BALは海外新市場の開拓に本腰を入れ方針だ。同社はこれまでその製品を近隣諸国に輸出して来たが、パートナー川崎の支援も得て、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ブラジル等の新市場の開拓に力を入れている。 BAL幹部によると、ブラジルにおける二輪車の試験生産は既に開始されており、ブラジル当局の型式承認(type approval)が下り次第、二輪車と三輪車を同時に発売することを予定している。今会計年度第2四半期には二輪車と三輪車の完全ノックダウン・キットをブラジル向けに出荷、第3四半期にはブラジルにおける操業を全面的にスタートする。ブラジルの二輪車市場は65万台前後で、ホンダが92%前後のシェアを占めている。BALのパートナー川崎も進出しているが、日本メーカーは250CC以上のクラスに照準を合わせている。ちなみにブラジルで三輪車を発売するのは、BALが最初と見られる。