2001-05-04 ◆今年の輸出成長率18%未満:国務相 【ニューデリー】昨年(2000-01)の輸出成長率はほぼ20%に達したものの、今年(2001-02)の成長率は18%を下回る見通しだ。 エコノミック・タイムズ及びデカン・ヘラルドが5月3日伝えたところによれば、インド商工会議所連盟(FCCI)が2日主催した世界貿易機関(WTO)に関するセミナーの会場で、Omar Abdullah商工担当国務相は、現在の状況からすれば、今年18%の輸出成長を期待するのも楽観的過ぎると指摘した。それによると、最大市場の米国の景気後退や不透明な日本経済の動向、投資家の自信喪失等はいずれもインドの輸出に影響を及ぼす。加えて、2001年1-3月の不振な輸出実績からも18%の輸出目標は実現困難である。 新年度予算も成立したことから、商工省は既に様々な輸出振興団体や商工会議所と意見を交換しており、数週間以内に各部門の今年の輸出成長目標を設定する。 一方、国内にはWTOを脱退するよう主張するものがあるが、脱退により失うものは、脱退により得るものを遙かに上回る。また脱退するのは容易だが、再度入会しようとすれば中国の後ろに列をなさねばならない。中国は既に14年間も入会承認を待ち続けていると言う。