2001-05-22 ◆昨年の農業生産、深刻な落ち込み記録 【チェンナイ】昨年(2000-01)は農業部門にとっては最悪の年で、最近の州議会選挙でケララ州の左翼民主戦線(Left Democratic Front)政府やタミールナド州のDravida Munnetra Kazhagam政権が大敗した主因にもなった。 インディアン・エクスプレスが5月21日報じたところによると、インド経済監視センター(Centre for Monitoring Indian Economy)は、昨年の農業生産が4.6%のマイナス成長を記録したと発表した。これは過去22年来最大の落ち込みで、1979-80年のそれに次いでいる。とは言え4000万トンを超える膨大な緩衝在庫を有するインドの食糧供給にはさして影響を及ぼさなかった。 昨年の穀物生産は1億232万トンの初冬収穫物を含め1億9613万トンと、前年の2億887万トンを6.2%、1274万トン下回った。モンスーンの不順からグジャラート、マドヤプラデシュ、ラジャスタンを初めとする諸州の春期穀物の収穫が激減したことが、農業生産落ち込みの原因の80%を占めた。特に小麦は702万トンの減収を見た。