2001-05-22 ◆2010年までにUS$500億繊維輸出目指す 【チェンナイ】インドの昨年の繊維輸出は70億米ドルを記録、輸出総額の35%を占めたが、インド政府は2010年までに同輸出額を500億米ドルに拡大する計画だ。 エコノミック・タイムズが5月20日伝えたところによれば、Dhananjaya Kumar繊維産業担当国務相は19日に催された絹輸出セミナーに出席後、マスコミに以上の野心的計画を明らかにした。それによると生産過程の近代化、付加価値生産、生産性の向上、機械設備/原料輸入に対する税制優遇等を通じて以上の目標達成が目指される。 絹輸出の潜在性は特に大きく、昨年は1780クロー(US$3.8億)に達し、今年は2000クロー(US$4.28億)が見込まれている。最大市場の米国は年間25億米ドルの絹を輸入しているが、中国/香港からの輸入が全体の70%を占めトップ、イタリヤが次いで12%、第3位のインドのシェアは4%に過ぎない。またインドにおける1万5000トンの絹生産は、2万1000トンの国内需要を満たしていないのが現状だ。 今年は5万台の動力織機が導入され、中古動力織機の輸入が認められた。繊維産業省は昨年また4500クローの繊維産業設備改善基金(TUF)を創設したため、生産設備の近代化が加速する見通しだ。 中央絹産業局(Central Silk Board)により開発された絹の新品種Biovoltineは、カルナタカ州等で成功裏に生産が行われ、昨年は600トンが生産された。第10次5カ年計画の終了時までには、この種の品目だけで年間5000トンの生産が目指されていると言う。