2001-05-24 ◆政府、300品目のエントリー・ポイント指定撤回 【ニューデリー】デリケートな300品目の輸入を11のエントリー・ポイントに制限する方針が公布されてまだ2週間もたたないが、ムラソリ・マラン商工相は21日、同通達を撤回すると発表した。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月22日伝えたところによれば、全国の首席大臣が出席した“世界貿易機関(WTO)と農業及び食品管理”と題する会議の席上、マラン商工相は関係通達を撤回する政府の方針を明らかにした 商工省は去る5月5日、ムンバイ、Jawaharlal Nehru Port Trust(JNPT)、コルカタ、チェンナイ、Vizag、コーチの各港と、デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタの各空港、そしてTughlakabad内陸コンテナ・デポを、関係品目の輸入窓口に指定した。関係エントリー・ポイントに備えられたコンピューター・システムを通じてこれらの品目のリアル・タイムの輸入データを収拾するのが狙いで、関係省庁の常設委員会“War Room”が監視に当たることになっている。 商工省はさらに5月8日になってBedi、Haldia、Kakinada、Kandla、Murmugao、New Mangalore、Mundra、Jamnagarの8港を、食用油の輸入港に指定した。これは食用油業界、取り分けグジャラート州拠点の精油業者とトレーダーの陳情に基づくもの。しかし、西海岸地区ではムンバイとJNPTの2港のみが、食用油の輸入を認められたにとどまったことから、指定を受けなかった州の政府も、中央政府に対してそれぞれの州の港湾を指定するようロビー外交を展開した。 こうした中で中央政府はこの種のロビー活動に終止符を打つため、エントリー・ポイントの指定を全て白紙に戻す方針を決めたものと見られる。 300品目中200品目以上は農産品で、それ以外には中古車、ジープ、鍵、玩具、筆記具、花崗岩、大理石、セラミック製品が含まれている。