2001-05-24 ◆鉄鋼国策草案、近く完成 【ムンバイ】鉄鋼省は鉄鋼国策草案を3ヶ月以内に完成させ、その後鉄鋼業界の代表と同草案の内容を討議する方針だ。 ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが5月22日報じたところによれば、B.K. Tripathy鉄鋼相は21日当地で催されたアジア鉄鋼会議の会場で以上の消息を語った。それによると、新鉄鋼政策は、政府が今後実行を予定している第2次経済改革に対応したもの。鉄鋼省はオリッサ州PuriにNational Steel Instituteを設け、鉄鋼製造に関わる訓練や鉄鋼の使用を拡大する啓蒙活動を行う計画だ。 国内需要の伸びは国内鉄鋼生産の成長を下回っており、鉄鋼輸出も国際市場の縮小に伴い障碍にぶつかっている。昨年(2000-01)の鉄鋼完成品輸出は前年の310万トンから9%の伸びを見た。熱間圧延コイル(HRC)の国際価格は2000年4月にはトン当たり330-340米ドルをマークしたが、今では170-180米ドルに下降している。 インドの鉄鋼製品輸出努力は、輸入国が採用した一連の貿易規制措置により、立ち往生している。インドは米国がインド産鋼板に課した反ダンピング税や相殺関税に関して世界貿易機関(WTO)に訴えており、米国はインド産HRCにも暫定反ダンピング税を課したと言う。