2001-05-25 ◆Tisco、第2連続亜鉛鍍金ラインの試運転開始 【ジャムシェドプル】Tata Iron and Steel Company(TISCO)は、自動車及び大型家電業界向けのハイエンドな亜鉛鍍金製品をインドで初めて生産する第2連続亜鉛鍍金ライン(CGL-2)の試運転を準備している。 インディアン・エクスプレスが5月24日、TiscoのRP Singh重役(エンジニアリング製品主任)及びHC Kharkar重役(冷間圧延鋼主任)の言を引用し報じたところによれば、インドに製造拠点を設けた自動車メーカーの大部分は、輸出向け車両のボディーのみに輸入した亜鉛鍍金鋼板を使用、国内市場向け乗用車のボディーは亜鉛鍍金処理をせぬ国産鋼板で製造している。 亜鉛鍍金処理をせぬ冷間圧延(CR)鋼を用いて乗用車のボディーを製造すれば、腐蝕しやすく、車の寿命が短くなる。しかし亜鉛鍍金済みCR鋼板を用いれば、寿命を大幅に延長できる。 先進国は、乗用車メーカーに対し軽度な腐蝕には5年、穴のあくような重度の腐蝕には7~10年の保証を義務づけている。しかしインドではこの種の保証は義務づけられていない。Tiscoが270クロー(US$5782万)を投じて設けたCGL-2が稼働すれば、こうした状況も変わる見通しだ。 CGL-2は6ヶ月の試運転期間後には、15万トンのオート・グレード亜鉛鍍金鋼材と50万トンのホワイト・グッズ・グレードの亜鉛鍍金鋼材を製造できる。しかし当面は建設・エンジニアリング・グレードの製品が10万トンほど生産されると言う。