2001-05-28 ◆今年4月の原油生産/石油精製共に下降 【ニューデリー】インドの今年4月の原油生産と製油所の精製量は共に下降、国内経済の需要減退を暗示した。 エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月25日伝えたところによると、インドの2001年4月の原油生産は255万トンと、目標量の261万トンを2%下回っただけでなく、昨年同月の256万トンにも及ばなかった。 原油生産の下降の原因としては、Mumbai High沖合鉱区のリハビリテーションやKrishna-Godavar海盆鉱区におけるロジスティクス問題、一部油井の閉鎖、Mehsanaにおける原油実収率の低下等、技術的問題が指摘されている。 Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)の今年4月の原油生産量は昨年同月の198万トンから197万トンに下降、同社のMumbai Highオフショア鉱区の生産量は129万トンから127万トンに2.2%ダウンした。 しかしOil Indiaの4月の原油生産は27万6000トンと、昨年同月の27万2000トンを1.5%上回った。民間部門や合弁会社の原油生産も昨年同月を上回る30万7000トンを記録した。 石油精製部門の4月の生産高も792万トンと、昨年同月の803万トンを1.4%下回り、設備稼働率は87.3%から85.7%に下降した。 石油精製下降の原因に関しては、一部の製油所に対する原油供給の減少と遅延、一部のIOC製油所における原油蒸留装置の遊休、一部製油所のメンテナンスや臨時操業停止が指摘されている。 一方、今年4月の天然ガス生産は24億800万立米と、昨年同月の22億9600万立米を、4.9%上回った。