2001-06-11 ◆リライアンス、石油管制品買い上げ制度の欠陥指摘 【ニューデリー】Reliance Petroleum Ltd (RPL)は、このほど石油管制品(灯油/液化石油ガス(LPG)/ディーゼル油/ガソリン)の既存の買い上げ方式“最低コスト輸送モデル(LCTM:least cost transportation model)”の欠陥を指摘した。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月8日伝えたところによれば、RPLは7日、Ram Naik石油相に提出した意見書の中で、LCTMの技術的問題点を除去するなら、同社の年間処理能力2700万トンのJamnagar製油所からのディーゼル油の年間買い上げ量を現在の1200万トンから1300万トンに8.5%引き上げることができると指摘している。 それによると国内の年間ディーゼル油需要は4100万トン前後で、RILは年間1400万トンほどを生産している。LCMは公共部門の製油所やRPLが経営する唯一の民間製油所から全国の小売り店舗への管制石油製品の最も経済的な、また石油プール勘定(OPA:oil pool account)への負担が最も軽微な出荷を目指したもので、石油省傘下の石油調整委員会(OCC:Oil Coordination Committee)がこれを運営、OCCは石油製品の価格設定も行っている。 RPLは過剰供給の現状では、国際市場におけるディーゼル油の販売は採算が合わないが、当局は、国内需要に応じ必要量のみを買い上げるため、同社はコスト以下の価格で国際市場に供給せざるを得ない。現在民間製油所は管制石油製品の流通を手掛けることを認められておらず、公共部門のマーケッティング会社Indian Oil Corporation、Bharat Petroleum Corporation Ltd、Hindustan Petroleum Corporation Ltdへの販売を義務づけられている。 またRPLの石油製品は環境にフレンドリーな高品質なものだが、買い上げ価格にはこうした品質の相違が反映されていないと言う。