2001-06-12 ◆PAL、台湾製小型バン製造 【ムンバイ】地元企業Premier Automobiles Ltd (PAL)は台湾のChina Motor Corporation(CMC)と提携し、後者の小型バン“Varica”をインドで製造する。 インディアン・エクスプレスが6月9日、台北トレード・センター・インド連絡事務所の発表を引用し伝えたところによれば、VaricaはCMCのベスト・セラー商用車の1つで、インド市場における主要な競争者はMaruti Omni。CMCは今年10月からVarica主要部品のインド向け出荷を開始する。これらにはボディーや鋼板が含まれる。しかし最近の自動車部品の国内調達規定に基づきエンジン、ギアボックス、シャーシーはインドで製造される。当初の月間製造台数は1000台で、年間1万台の販売が目指される。 PALはPal-Peugeot Ltd (PPL)がマハラシュトラ州Kalyanに設けた工場でVaricaを製造する。同工場には現在1300~1400人が就業している。PALはプジョーからTUD5ディーゼル・エンジンの製造ライセンスを取得しており、同エンジンをVaricaに搭載する。エンジンの地元部品使用率は50%。PALはギアボックスやアクスルの地元製造の準備も整えている。Kalyan工場には必要な設備がほとんど備わっているため、新規投資は10~12クロー(US$213万-256万)で済む見通しだ。PALは年間1万台の目標が40%達成されただけでも採算ラインに乗ると見ている。 ちなみにPALとプジョーは当初PPLに各32%出資していたが、プジョーはその後同合弁事業から撤退した。 PALのV Doshi重役(MD)が最近の株主総会の席で語ったところによれば、PALは現在、PPLの資産管理人を務めるIndustrial Credit and Investment Corporation of India(ICICI)と共同で2段階から成るPPLの再建に取り組んでいる。第1段階ではKalyan工場の操業を再開、毎日の支出を賄うことが目指され、第2段階では、PPLのビジネスとバランス・シートの再編が図られると言う。