2001-06-22 ◆Essarスチール、マーケッティングに注力 【ムンバイ】今年230万トンのスチール製品を生産し、内140万トンを国内販売、90万トンを輸出する計画のEssar Steel Ltd (ESL)は、技術革新/コスト削減/製品開発に引き続き力を入れる一方、マーケッティングを一段と強化する方針だ。 インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが6月21日報じたところによれば、ESLのJohn Parker営業部長はグジャラート州Surat県Haziraに設けた工場で記者会見し、以上の方針を明らかにするとともに、今年の国際鉄鋼価格は決して楽観できないと付言した。 それによると、ベース・グレード熱間圧延コイル(HRC)のトン当たり価格は国内の場合昨年の1万7000ルピーから1万3000ルピーに、国際価格は275米ドルから200米ドルに下降している。 しかし高品質な鉄鋼製品の需要は拡大しており、特にAPIグレードの製品の需要が急増している。ベース・グレード製品の国際市場における価格実現率はトン当たり60米ドルであるのに対し、APIグレードのそれは170米ドルに達する。同社は現在12~13mmのAPIグレード製品を製造している。 ESLはこの他、飲料缶、自動車/建設業界向けHSLA(high strength low alloy)スチール、建設業界向けカラー仕上げシート用高強度鋼、エナメル塗装用スチール、自動車業界向けIF(Interstetial Freeze)スチールを製造、またAPI 5L X52 & X60品質の硫化水素(sour gas)のサプライも手掛けている。 ESLは独自開発した熱間直接還元鉄プラント技術の売り込みを計画しており、同種の技術を4000万米ドルでオファーしているメキシコ企業よりも、遙かに競争力有る価格をオファーできると言う。