2001-06-25 ◆5月の石油製品売上の伸び鈍化 【ムンバイ】石油製品の5月の売上の伸びが鈍化したことから、石油業界は今や順調な雨期の到来に期待をかけている。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月22日伝えたところによれば、2000年5月から2001年4月の1年間の石油製品売上の伸び率は僅か0.1%と、前年の6.3%から顕著な鈍化を見たが、これにはモンスーンの不順に伴う農業生産の不振が関係している。 今年5月には産業界の健康を占うバロメーターと称されるディーゼル油の売上が3.7%下降、潤滑油/グリースの売上も2.1%の落ち込みを見、自動車産業のスランプを裏付けた。 5月には灯油の売上も5.4%下降した。灯油の2001年4月までの1年間の販売は、前年の1.2%の増加から0.4%のマイナス成長を記録しており、5月の数字は同製品に対する長期的な需要の減退を裏付けている。 これに対して液化石油ガス(LPG)の5月の売上は約13.4%アップした。LPGの売上は過去数年、毎年10%前後の伸びを見ており、灯油からLPGへの需要のシフトを窺わせている。 5月のガソリンの売上は12.6%増加したものの、大口顧客に対する直接販売は10.2%の落ち込みを見た。直接販売、あるいはバルク販売は全体として見れば小部分を占めるに過ぎないが、産業界の需要の冷え込みを反映している。 5月にはこの他、ナフサが4.8%、燃料油(furnace oil)/低硫黄ディーゼル油(LSHS:low sulphur heavy stock)が4.7%、航空タービン燃料(ATF)が5.7%、瀝青(bitumen)が0.1%、それぞれプラス成長を記録した。