2001-06-26 ◆クール・サマー、ACメーカーに打撃 【ニューデリー】いつになく過ごしやすいクールなサマーが、デリーのエアコン/クーラー業界に打撃を与えている。メーカーらの値下げや積極的な販促キャンペーンにも関わらず、消費者らは冷淡な反応を見せている。 エコノミック・タイムズが6月23日伝えたところによると、少なからぬエアコン・メーカーは依然楽観的見通しを捨てていないが、今年の成長見通しはまちまちになっている。Samsungスポークスマンは過去数年同様25%の成長は可能と強気で、Carrier Airconも楽観的だが、LG Electronics幹部は、昨年の2分の1以下の12%を予想、Blue Starもほぼ同レベルの成長を予想した。Amtrex幹部は「初夏に雨天が続き、湿度が高まったことから、消費者はウォーター・クラーを敬遠、エアコンに関心がシフトした」とし、「今後エアコンの売上が伸びる」と期待を表明したが、同見通しに同調するものは少ないようだ。 エアコンやクーラー販売の最前線に立つ、ディーラーやリテーラー筋は一層深刻な見通しを抱いており、今年の売上が10~50%の落ち込みを見ると予想している。デリーの大手卸売業者Gauri and Sonsの幹部は、「昨年までは年間平均1000台を販売して来たが、今年はこれまでの低調な売れ行きから見て500台以上を期待することはできない」と語った。 しかし依然としてモンスーン後に市況が持ち直すことを期待する者は多く、Daikinのナカモト重役(MD)も9月頃に市況が改善すると予想した。