2001-06-28 ◆エンロン、鉄鋼取引ビジネス進出でパートナー物色 【ムンバイ】米国のエネルギー・メジャー、Enron Corpはインドにおける鉄鋼取引ビジネスへの進出を計画、パートナーを物色している。 ビジネス・スタンダードが6月27日報じたところによると、電力/ガス/広帯域通信/石油/石炭/パルプ/紙/金融/証券デリバティブ・ビジネスを手掛けるエンロンは、世界の鉄鋼市場に斬新なトレーディング方式を紹介することを目指してパートナーを物色しており、インド、中国、タイ、日本、韓国のスチール・トレーダーに注目している。新方式には、リスク管理、金融ヘッジングの新製品が含まれ、エンロンはこれによりアジアの鉄鋼市場を一層拡大することを標榜している。オンライン・ビジネスをサポートするネットワーク・プラットフォームも準備されていると言う。しかしエンロン・スポークスマンのコメントは伝えられていない。 エンロンはダブホール発電プロジェクトを除き、インドにおけるほとんど全てのプロジェクトからの撤退を図っており、ダブホール・プロジェクトも、マハラシュトラ州政府が専門委員会を設けて第2期プロジェクトの見直し、再交渉を目指していることから、前途に陰影が生じている。観測筋はまた、世界の鉄鋼市況が低迷するこの時期にスチール・トレーディング・ビジネスに乗り出すことにも懐疑を表明している。