2001-06-28 ◆Basell、Nocilへの49%出資見合わせ 【ムンバイ】マハラシュトラ州Thane拠点のNational Organic Chemical Industries Ltd (Nocil)は26日、Basell PolyolefinsからNocil石油化学事業への参加見合わを通知されたと、ボンベイ証取(BSE)に報告した。 インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが6月27日伝えたところによれば、Nocilの親会社Mafatlal Industries Ltdは事業拡張資金を調達するためNOCILを石油化学企業とゴム化学企業に分割する方針を決め、1997年に石油化学事業の合弁パートナーを募集した。これに対してShell ChemicalsとMontell Polyolefinsが応募、Nocil及びMafatlalと関係覚書を交換した。一方、Royal-Dutch ShellとBASFは2000年10月に50%ずつ出資、旧Montell社、旧Targor社、旧Elenac社の事業を引き継ぐ形で、Basell Polyolefinsを設立した。この結果Basellが上記覚書に基づきNocilに49%出資、Mafatlalsの持分は現在の42%から20%に縮小、同時にNocilの資本金が85クローから120クローに拡大するはずだった。 Thaneの石油化学ユニットは年間6万トンのポリプロピレン製造能力を有するが、12億米ドルを投じて2003年の稼働を目処に年産45万トンのエチレン・クラッカーを増設、さらに2006年までに年産能力を60万トンに拡張することが計画されていた。また別に100MW(メガワット)の発電施設の建設も予定されていた。 シェルはNocilの49%のシェアに250クロー(US$5324万)を支払うとともに、拡張プロジェクトに別に1000クロー(US$2.13億)を投資、また2000クロー(US$4.26億)を融資することを約束していた。 NocilのVR Gupte重役(ED)は、2000年12月にBasellはNocilの76%のシェアを取得することになるとも語っていた。Nocil取締役会は6月28日の会議で同問題を協議すると言う。