2001-06-29 ◆DSQソフトウェア、グルガオン・センター閉鎖? 【ニューデリー】世界的な情報技術(IT)産業のスローダウンは、インドのトップ・ソフトウェア企業にも深刻な影響を及ぼしつつあり、タミールナド州チェンナイ拠点のハイプロファイルなIT企業DSQ Softwareはハリヤナ州Gurgaonに設けたソフトウェア・デベロプメント・センターの閉鎖を準備しているもようだ。 インディアン・エクスプレスが6月28日報じたところによれば、DSQのグルガオン・センターはネットワーキングやテレコミュニケーション・ソリューションの開発のために設けられたものだが、同社筋は今日この種のビジネスがほとんど存在せぬことを認めた。数ヶ月前には45人のソフトウェア・エンジニアが勤務していたが、今では20人に満たない規模に縮小している。同センター・スタッフによると、従業員はチェンナイ・オフィスに転勤するか、離職するよう勧告されたと言う。 DSQニューデリー・オフィスの幹部によると、グルガオン・センターのチーム・サイズを拡大せぬ方針が決められて既に久しい。また業務の都合からグルガオン・センターのスタッフを他に移す措置がとられている。しかし同幹部は何人が移転され、依然として何人が残っているかについては言及を控え、より詳細な内容は本社広報部に尋ねるよう求めた。 DSQ本社広報担当のCR Kannan重役(GM)は、グルガオン・センターを閉鎖する計画を否定、依然として同センターには80人のスタッフが勤務していると回答した。しかしグルガオン・センターの従業員は同センターには20人に満たないスタッフが存在するに過ぎないことを認めている。 DSQソフトウェアの株価は2000年3月にはピークの2600ルピーをマークしたが現在では60ルピー前後で取引されている。当時、BancAmerica Equity Partners(BEP)はDSQ Softwareの34%の権益の買収を目指し、1株4000ルピーで公開買い付けを提案した経緯がある。 DSQソフトウェアは当初、25%のシェアを1株265ルピーで、BankAmericaやCredit Suisse First Boston(CSFB)等の金融機関や機関投資家にオファー、その結果、BankAmerica International Investment Corporationが200万株、CSFBが300万株、Brentfield Holdings Ltdが50万株、Indiaman Fund (Mauritius) Ltdが60万株、Empire International Holdingsが110万株、Magnus Capital Corporation Ltdが50万株、Dalal Street Investment Ltdが50万株、Classic Credit Ltdが90万株、Saimangal Investrade Ltdが90万株を引き受け、DSQは275クロー、現在の為替レートにして6000万米ドル相当を調達したが、自己資本は30クローを僅かに上回る規模に拡大されたに過ぎなかった。