2001-07-02 ◆自動車部品会社、新市場開拓に本腰 【ニューデリー】世界の急成長市場における商機を探るインド自動車部品製造業者協会(ACMAI:Auto Components Manufacturers Association of India)のイニシアチブの下、インドの地場部品メーカーはOEM(相手先商標製造業者)ルートを通じた事業の拡張と輸出の促進を図っている。 エコノミック・タイムズが6月29日報じたところによれば、ウズベキスタンではDaewooと同国政府の50:50の合弁会社がCielo、Nexia、Matiz、Damas、Tico等の部品の調達先を物色している。このためインド国内ではDaewoo Motor Indiaの納入業者40社余りがNexia、Cielo、Matiz用部品を輸出する大きな機会が存在する。このほどウズベキスタンから帰国したACMAのVishnu Mathur常務理事(ED)は同紙に以上の消息を語った。関係合弁事業は年間約6万台の製造を予定しており、インド部品業界の輸出対象として十分な規模を備えている。 ACMAは覚書方式に伴う輸出義務が撤廃され、この方面の輸出の減退が予想されることから、ウズベキスタンの他、ナイジェリア、トルコ、ブラジル、その他のラテン・アメリカ等、新市場の開拓に取り組んでいる。 ACMAは中東市場のハブとしてのイランにも注目している。先月既にイランに代表団を派遣しており、輸出面でも、技術提携面でも大きな成果が得られた。イランにおけるオート・ショーには、Sriram Pistons、Clutch Auto、Amul Industries、Mutual Mecaplast、Indication Instrumentsが出展を決めている。イランの電力コストは低いことから電力高消費の鍛造施設等を同国に移転でき、二方向のビジネス機会が存在する。 一方、ウズベキスタンではソ連邦時代のエンジンやトランスミッションの製造施設が遊休している。こうした施設を稼働させるには国内市場規模が不十分だが、国際市場をターゲットにした事業を展開する可能性も存在する。 ACMAの統計によれば、覚書方式下のOEM輸出を除いても、昨年の輸出は4億米ドルと、前年比15%の成長を見たと言う。