1995-08-05 ◆<星>コナー管理職に辞職の波? 【シンガポール】米系ディスク・ドライブ(HDD)メーカー、コナー・パリファラルズのアジア営業担当上級副社長ジョー・チェン氏が8月1日付けで退職、更に何人かの幹部職員がこれに追随するのではないかと予想されている。ここ数年シンガポールからペナン及び深に製造業務の移転を図ってきたコナーの当地従業員は、90年当時の5000人から半減しており、ロロン・チュアン工場の一層の人員削減も予想されている。 チェン氏の辞職は2カ月前に営業担当重役(COO)のデービッド・トム・ミッチェル氏が辞職した際に有る程度予想されたことで、チェン氏はミッチェル氏に続いて米系HDDメーカーのJTS入りするものと見られている。チェン氏他4人のシーゲート上級職員とともに3年前にコナー入りしたミッチェル氏はシーゲート・テクノロジーのシンガポールにおける基礎を築いた人として知られる。これらの元シーゲート重役の1人、ジェームズ・タン氏もミッチェル氏に続いてコナーを辞職している。やはりシーゲート元重役のデービッド・グー専務取締役(MD)はBT紙のインタビューに対して辞職の意思を否定した。チェン氏の後任にはウェスタン・デジタルのアジア担当副社長兼専務取締役の地位を先月退いたジム・ステガー氏が就任することになっており、ステガー氏は新マネージメント・チームを率いて同ポストに就くものと見られる。しかしウェスタン・デジタル・スポークスマンは他の管理職からはまだ辞職願いは提出されていないとしている。 一時は世界第2位のHDDメーカーとして知られたコナーは出荷量でウェスタン・デジタル及びクアンタムに追い越されたが、先月4400万米ドルを投じて当地にディスク・メディア工場を建設する計画を発表している。(BT:8/4)