2001-07-23 ◆西部諸州、10-11月には停電頻発も 【ムンバイ】マハラシュトラ州、グジャラート州、マドヤプラデシュ州、ゴア/ディウ/ダマン連邦直轄地から成る西部地区には、10-11月の間に4000MW(メガワット)弱の負荷制限(load shedding)が敷かれるため停電が頻発する見通しだ。 インディアン・エクスプレスが7月21日伝えたところによれば、現在、西部地区では夕刻のピーク時の需要は1万8000MW、オフ・ピーク時の需要は1万5000MW前後だが、供給可能量は1万6000MWに過ぎず、夕方には2000MW弱の電力負荷制限が行われている。PowerGrid Corporation筋によると、10-11月には需要が2万5000MW近くに達し、発電能力の追加は望めないことから、1日当たり4000MW前後の負荷制限は避けられない。マハラシュトラ/グジャラート/マドヤプラデシュ/ゴアその他の連邦直轄地の10-11月の負荷制限は各1000MWになる見通しだ。雨期に関わらず西部地区では1日当たり2000MW近い負荷制限が行われている。負荷の内訳は工業43%、農業27%、住宅18%、商業5%、その他7%となっている。 ダブホール発電事業第1期分(740MW)からの電力の購入を5月29日以来停止しているマハラシュトラ州電力局(MSEB)は1日当たり300MWの電力負荷制限を実施、グジャラートは同800MW、マドヤプラデシュは同700MWとなっている。 中央電力局(CEA:Central Electricity Authority)のデータによれば、マハラシュトラ州では電力不足が持続しており、不足量は今年4-6月期には総需要の5%に相当する9億7000万ユニットに達した。近隣のマドヤプラデシュ州とグジャラート州の6月の不足率は15.4%と8.3%に達した。マドヤプラデシュ州における6月の需要は20億6500万ユニット、これに対して供給量は17億4800万ユニット、不足は3億1700万ユニット、グジャラート州における需要は36億9700万ユニット、供給量は33億8900万ユニット、不足は3億800万ユニットとなっている。 ピーク時のこうした電力不足にも関わらず、西部地区はオフ・ピーク時には8000MWの電力を他の電力不足地区に輸出している。