1995-08-08 ◆<星>石化企業、昨年の業績顕著に改善 【シンガポール】シンガポールの石油化学会社の昨年の業績は、主要製品のポリエチレンとポリプロピレンの急騰で顕著に改善した。 ペトロケミカル・コーポレーション・オブ・シンガポール(PCS)の売上は前年の4億8550万Sドルから5億1480万ドルに、純益は1450万Sドルからほぼ5倍の6850万Sドルに増加。ザ・ポリオレフィン・カンパニー(TPC)の売上も前年の3億8100万Sドルから4億2500万Sドルに、純益は前年の500万Sドルの赤字から5500万Sドルの黒字に転換した。エチレン・グリコールズ・シンガポールは前年の7800万Sドルから9000万Sドルに売上を拡大したものの、200万Sドルの純損失を出したが、前年の1200万Sドルの損失に比べると大幅に縮小している。フィリップス・ペトローリアム・シンガポールは具体的数字は明らかにしなかったが、良好な価格コンディションで前年よりかなりよい成績を上げたとしている。TPCのナガオ重役(MD)は、アジア地域の石油化学品需要はGDPを上回る速度で引き続き拡張すると予想する一方、シンガポールの石油化学業界は輸出指向型のため激しさを増す競争に備える必要が有ると指摘した。(BT:8/7)