2001-08-14 ◆年初2ヶ月の合成/レーヨン繊維輸出11%ダウン 【ムンバイ】昨年(2000-01)過去最高の5698クロー(US$12.13億)をマークした合成/レーヨン繊維の輸出額は、今年初2ヶ月(2001/4-5)には昨年同期の836クローから741クロー(US$1.58億)に11%下降した。 ビジネス・スタンダードが8月11日報じたところによれば、合成/レーヨン繊維輸出振興理事会(SRTEPC:Syenthetic and Rayon Textiles Export Promotion Council)のSanjeev Saran会長はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、関税払い戻しの遅れや、関税払い戻し率及び疑似輸出パスブック(DEPB:deemed exports pass book)比率の引き下げに加え、DEPBスキーム下のブランド・レート・ルートを通じた関税の払い戻しが停止されたこと等が輸出の下降につながった。この他、欧州等の主要市場の需要軟化、パキスタンやインドネシア等のライバル諸国通貨の切り下げも、インドの合成/レーヨン繊維輸出にマイナスの影響を及ぼした。 輸出市場萎縮の趨勢に抗してSRTEPCは製品/市場別の海外市場開拓戦略を立案、アルジェリア、モロッコ、チュニジア、ベルギー等の新市場の開拓も目指している。政府も合成/レーヨン繊維輸出の下降に注目しているものの、まだ具体的方策を立案していない。 昨年度(2000-01)の輸出を品目別に見ると、糸(yarn)2235クロー、織物(fabrics)2145クロー、完成品(made-ups)1112.63クロー、繊維(fibre)206クロー。輸出市場別シェアは、欧州連合(EU)が全体の34%を占めトップ、以下中東27%、アジア11%、アフリカ10%、南北アメリカ8%と続く。SRTEPCは2005-06年には1万5000クローの輸出実現を目指している。 SRTEPCのメンバーには、Reliance Industries、Raymond、Grasim Industries、Bombay Dyeing and Manufacturing Company、Indian Rayon、Indo Rama Syntheticsが名を連ねている。