1995-08-08 ◆<星>地場不動産投資家も、パラゴンに関心 【シンガポール】シンガポールの地元不動産業界もそごうが最低8億Sドルで売却を希望するパラゴンに大きな関心を寄せている。 そごうシンガポールの中野重役(MD)は、これまでに寄せられた問い合わせだけから見てもパラゴンに対する関心は大きいと語った。同氏によれば、そごうは価格さえ満足いけば、オーチャード・ロードの6階建てビルを手放す用意があると言う。 そごうはシンガポールのメイン・ショッピング・ホテル・ベルト、オーチャード・ロードの1万3630平米の永久所有権付き土地に建てられたパラゴンを1989年に6億9000万Sドルで買収した。オーチャード・デベロプメント・ガイド・プランの下、同地のプロット・レシオはこれまでの3.46倍から5.1倍に引き上げられ、既存の小売りポディアムの上部に14階のオフィス・タワーの建設が可能となった。そごうは去る5月に既に同拡張計画を原則的に認可されている。同オフィス・ビルの粗床面積は2万2248平米で、開発税は5000万Sドルと見込まれている。4万6000平米のポディアムはほぼ完全に賃貸されており、月間220万Sドルの粗賃貸収入が得られる。大部分のテナント契約は97年及び98年に満期を迎える。不動産コンサルタント会社リチャード・エリスによれば、一等地の永久所有権付き土地に存在し、再開発の潜在性も高いこの種の物件は限られており、売り手は高いプレミアムを要求できるとしている。(BT:8/7)