2001-08-16 ◆Mico、乗用車用アンチ・ロック制動装置発売 【バンガロール】ドイツの自動車電装品会社Robert Bosch傘下(56.99%出資)のバンガロール拠点の自動車部品相手先製造業者(OEM)、Motor Industries Company Limited (MICO)は乗用車用アンチロック・ブレーキング・システム(ABS)をインド市場に紹介する。 エコノミック・タイムズが8月13日報じたところでは、MicoのAndreas Nobis重役(MD)はこのほど以上の消息を明らかにした。それによると、今年末までに最初のABSカーが紹介される。ロバート・ボッシュはABSのパイオニアで、同システムは欧州市場では既にセーフティー・スタンダードになっている。 点火プラグとディーゼル噴射システムのインドにおけるパイオニアで、それぞれ66%と83%のシェアを占めている他、産業用機器、自動車電装品、産業/トラクター用水力装置、電動工具、包装機器、カー・オーディオ機器等の製造を手掛けるMicoは、ABS以外に複数の新製品をインド市場に紹介する予定だ。これらにはEuro III/Euro IV排ガス基準を満たした電気制御燃料噴射システム、排ガスの硫黄含有率を引き下げるパーティクル・フィルター付きディーゼル油噴射システムが含まれる。 Micoはまた長期的目標として包装機器部門を設ける可能性も検討している。インドは包装機器の魅力的市場で、同社は既に各種材料をビニール袋に収納する“Fill & Seal”マシーンを開発、“Terra-25”商標で年内に発売する。 動力工具部門では、マーブル・カッター新モデルを今年売り出す。動力工具ビジネスの成長は加速しており、来年は15~20%の成長が見込まれている。 Blaupunkt商標のカー・オーディオ機器領域では携帯電話とカー・ラジオを一体化したラジオフォーンが発売される。Blaupunktカー・オーディオ・ビジネスの規模は小さいものの、今年の売上は前年比60%増が見込まれている。 輸出の拡大も図られ、3年内に輸出比率を売上の20%に引き上げる計画だ。輸出市場の開拓に際しては、ボッシュ・グループ既存顧客とのビジネスの拡大とともに新顧客の開拓が図られる。 ロバート・ボッシュは2度のバイバックでMico持分を56.99%に引き上げたが、第3のバイバックは今のところ計画しておらず、Robert Bosch IndiaとMicoを合併する計画は存在しないと言う。