2001-08-21 ◆今年のベンチャー・キャピタル投資倍増 【ニューデリー】ベンチャー・キャピタル・ファンド(VCF)の流入減少が語られ、また今年第1四半期(2001/4-6)のシリコン・バリーにおけるベンチャー・プールが昨年同期の90億米ドルから3分の1に縮小したにも関わらず、今年初以来インドに投じられたVCは、昨年の7億米ドルからその実2倍に拡大した。 エコノミック・タイムズが8月18日伝えたところによれば、シリコン・バリーに南アジアの情報技術(IT)企業のネットワークを組織したことで知られるインド系アメリカ人Kanwal Rekhi氏は、このほど同紙に以上の消息を語った。それによると、インドは、VCFの流入量で東南アジアを凌いだものの、イスラエルの60億-70億米ドルや台湾の50億米ドル強には及ばなかった。ちなみに政府資金やその他のソースの資金が豊富に存在する中国ではベンチャー・ファンドの利用はそれほど普及していない。 インドにおけるVCF投資には海外在住インド人投資家が大きく貢献しており、スタートアップ企業にとっては、VCFを利用する絶好の機会が到来している。 とは言え、VC投資家は最近の火傷から、一攫千金的な心理は捨てており、ドットコムは言うに及ばず、見かけのみグラマーなものへの投資は控え、エンタープライズ・ソフトウェアやアプリケーション統合等、ナッツ&ボルト的な伝統的テクノロジー領域に照準を合わせている。 バイオテクノロジーはインドにおけるもう1つのフォーカス・エリアで、同部門は数年前のIT産業に類似していると言う。