2001-09-03 ◆三菱自工、完全出資子会社設立の可能性検討 【ニューデリー】三菱自動車工業は目下インドに完全出資子会社を設ける可能性を検討しており、最近幹部2人をインドに派遣、実地調査を行った。 エコノミック・タイムズが9月1日伝えたところによると、韓国・インド業務を担当する三菱自工のキワヤマ・フミオ重役(GM)は同紙のEメールと電話によるインタビューに対して、「完全出資子会社をインドに設けると言うアイデアは、研究を始めたばかりで、何ら具体的な内容は決まっていない」と回答した。 それによると、同氏を含む三菱自工幹部の最近のインド訪問には、子会社を設ける可能性を調査する意味も含まれていたが、主要な目的は三菱自工が約10%出資するMitsubishi Electric Automotive Indiaの株主会議に出席することで、仮に子会社を設けるにしろそれにはなお時間を要すると言う。キワヤマ氏は、株主会議に出席する機会を利用して、一部のインド顧客を訪問、ビジネス機会、取り分け将来の計画について意見を交換したことを認めた。 三菱自工が仮にインドに完全出資子会社を設立するとすれば、C K BirlaグループのHindustan Motors Ltd(HML)との既存の関係に疑問が生じる。後者は現在タミールナド州チェンナイ市に設けた工場で三菱ランサーの製造を手掛けている。しかしHMLは、同紙のFAXによるインタビューに対して、同社と三菱自工の既存の提携に如何なる亀裂が生じる可能性もないと回答した。 ちなみにHMLがインド市場に投入を計画している次ぎの三菱モデル、Pajeroは9月に発売される予定だったが、2002年第1四半期に延期された。HMLはこれ以前にパジェロの完成車(CBU)輸入に対する外国投資促進局(FIPB)の認可を取得したと発表していた。