2001-09-27 ◆ゼロックス、ハイエンド・プリント・ツールに照準 【シカゴ】年商190億米ドルのXerox Corporationの社長兼最高経営者(CEO)に就任したAnne Mulcahy女史(49)のインドにおけるアジェンダの1つは、コピア会社からデジタル・プリンティング・ソリューション提供者に企業イメージを転換すること。 エコノミック・タイムズが9月25日報じたところによると、マルケイ女史はシカゴにおけるグラフィクス・アーツ貿易展“PRINT 2001”の会場で同紙に以上の抱負を語った。それによるとインドではゼロックスは依然としてコピア会社と目されている。その実、インドに限らず多くの途上国でそのように見なされている。 ゼロックスは最悪の時期を乗り切り、一連の新製品をライン・アップし、好収益の軌道にのることを目指している。既に黒字転換を果たしており、新製品はこうした復調のプロセスを速めることになる。再建計画にはバランス・シートの再編、債務の縮小、現金収入の拡大、資産の戦略的売却が含まれ、計画は既に75%の進捗を見ている。 過去数ヶ月間には中核ビジネスに重点的な投資を行うとともに、8600人を整理、8億米ドルのコストを削減したが、研究開発(R&D)投資は維持されている。最近発売した一連のハイエンド・マシーンは、何れも中核ビジネスに関わるもので、最新のDocuColor iGen 3はプリンティング・ビジネス領域における技術的な一大突破と言える。DocuColor iGen 3はパーソナライズされた印刷効果を実現し、伝統的な印刷技術ではなし得ない利益をユーザーにもたらす。 勤続25年のベテランはゼロックスが直面する様々な困難を克服することに自信を表明した。ゼロックスの株価は2ヶ月前の3.5米ドルから既に9米ドルに回復している。