2001-10-11 ◆MUL/現代、売れ行き不振から乗用車生産削減 【ニューデリー】インド乗用車業界のマーケット・リーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)とナンバー・ツーのHyundai Motor India Ltd(HMI)は、9月の販売成績が不振だったことからいずれも生産を削減し、在庫調整を行った。 エコノミック・タイムズが10月10日報じたところによれば、MULの9月の販売台数は17%の落ち込みを見たが、同社は9月末から10月2日にかけて5日間操業を停止した。MULのJagdish Khattar重役(MD)によると、直面する国際危機と国内需要の低下を配慮する必要があり、輸出にも影響が生じる恐れがある。このため過去6ヶ月間に同社は2度にわたり目標に修正を加えた。同社は当初市況の回復を予想したが、実際には月間販売は下降線を辿ったと言う。 HMIも10月2日にかけて5日間操業を停止、生産を約1000台削減した。HMI筋は、「受け入れうる在庫水準は10~12日分までで、それを超えたなら生産を削減せねばならない。もし市況が回復しないなら、今後さらに操短を実行する必要がある」と語った。HMIの9月の販売台数も昨年同月の8285台から6781台に18.2%下降した。 やはり10月2日にかけて長めのウィークエンドをとったFord Indiaのスポークスマンも、今月半ばの会議で、生産戦略と年間目標に見直しを加える方針を明らかにした。しかし元々比較的ボリュームの小さい中型乗用車の販売を手掛けるHonda Sielの幹部は、「9月の販売成績は比較的良好だった」とし、生産削減を行う可能性を否定した。