2001-10-15 ◆GEプラスチクス、ABSラバーの製造停止 【バローダ】オランダ企業GEとIndian Petrochemical Corporation Ltd (IPCL)の50:50の合弁会社GE Plastics Indiaは、グジャラート州Barodaに設けた工場(compounding plant)におけるABSラバーの製造を停止したようだ。 エコノミック・タイムズが10月12日消息筋の言を引用し伝えたところによると、GEプラスチクスはその顧客にバローダのコンパウンド施設の閉鎖を通知した。 GEプラスチクスにとってバローダ工場は唯一の製造施設で、同工場には年産3000トンのABSラバー押出成形ラインと年産1万3000トンのエンジニアリング・プラスチック押出成形ライン各1本が設けられている。 消息筋によれば、GEプラスチクスはABSラバー押出成形ラインを売却することを計画している。しかしエンジニアリング・プラスチックの製造は継続する方針だ。 GEプラスチクス・インディアのスポークスマンは、上記の消息に対するコメントを控えたものの、バローダ工場が閉鎖される可能性は否定した。 GEプラスチックス・インディアはこれ以前には、2000年半ばに4クロー(US$83万)を投じてハリヤナ州Gurgaon(デリー近郊)に設けたエンジニアリング・プラスチック・アプリケーション・ラブの買い手を物色、潜在的バイヤーと接触した経緯が有る。 GEプラスチクスは、東南アジア諸国の同業者との厳しい競争から1996-97年に損失を出し、その後も売上の下降と損失の拡大に悩まされて来た。1999-2000年には売上106クロー、累積損失37.3クローを計上した。 GEプラスチクスはIPCLのグジャラート州Dahejの石化コンプレックスに樹脂工場を設けることも計画したが、実現には至らず、引き続き輸入原料に依存して来た。このことも原料国際価格の変動に影響を受け易い体質の主因になった。 一方、IPCLは既にGEプラスチクスから手を引く方針を決めており、GEはIPCLの50%持分の買い取り価格を提示した。政府は間もなく最終承認を行う見通しだ。