2001-11-09 ◆米国、インド製レーヨン製品に対する規制撤廃 【コーチ】輸出が全般的に2%の落ち込みを見たにも関わらず、今年上半期の繊維輸出は、5.6%の成長を見、インドは米国の輸入割当を使い尽くした。 デカン・ヘラルドが11月4日報じたところによれば、Dhananjaya Kumar繊維産業担当国務相は先週記者会見し、以上の消息を語るとともに、米国が、既にインド製レーヨン製品に対する輸入規制を撤廃したことを明らかにした。 それによると今年上半期の繊維製品の輸出成長率は、昨年通年の22%の成長には及ばない。2005年1月1日には多国間繊維協定(multi-fibre agreement)が消滅するため、繊維産業の長期的見通しは明るい。割当制が廃止されるなら、米国と欧州連合(EU)向け輸出は大幅に拡大するものと見られる。政府は、国内繊維業界がこの機会に乗じられるよう、あらゆる支援を提供する。 例えば繊維産業向上基金(Textile Upgradation fund)は、向こう5年間に繊維部門に対する2万5000クロー(US$52.1億)の投資を実現する呼び水の役割を果たす。政府は過去2年間に同ファンドを利用した8600クロー(US$17.92億)の投資を認めた。繊維機械の輸入に対する関税引き下げも、同業界への投資を刺激する見通しだ。また今年内には5万台の無杼織機(shuttleless looms)が導入される。 向こう5年間には織物産業の運転資金を補助する“Deendayal Hatkargha Protsahan Yojana”スキームが導入され、同スキームの下、中央政府は州政府が提供する補助と同額を追加補助する。 インドは中国製シルクを凌駕する良質な絹を生産する先進技術を開発しており、絹生産は2007年までに年間5000トンに達する見通しと言う。