2001-11-26 ◆南部市場における商用車販売顕著に下降 【ムンバイ】商用車大手2社、Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)とAshok Leyland Ltd(ALL)の売上に占めるインド南部地域のシェアが顕著に縮小している。 エコノミック・タイムズが11月23日報じたところによれば、これまで商用車の最大部分が南部地域で販売されて来たが、Telcoの南部における商用車販売は過去4-5ヶ月下降線を辿っており、それに引き替え他の地域、取り分け北部における売上が目立って増加している。今年6月に販売された3997台中1740台、従って全体の43%が南部における販売で占められたが、10月には6901台中980台、従って14%に縮小した。それとは対照的に北部における販売台数は1925台から3001台に、また西部における販売台数も6月の982台から10月の1720台に、それぞれ増加した。TelcoのRavi Kant重役(ED)は、北部における売上増加の原因として、相対的に運転コストが低い大型車への買い換え需要が拡大した点を指摘した。 一方、ALLの北部における市場シェアは今年6月の14%から10月の25%に拡大したが、南部のシェアは66%から63%に縮小した。西部と東部におけるシェアは、これまで同様20%と34%のレベルを維持した。 ALLのAmol Sandil重役(ED)によると、同社は北部のラジャスタン州、パンジャブ州、ハリヤナ州の新市場開拓を図っており、ラジャスタン州のセメント輸送やパンジャブ/ハリヤナ両州の道路建設に伴う需要が同社の商用車販売の拡大につながった。同社は北部における売上の伸びに乗じ、最近16トンと22トンの新モデルを発売した。 TelcoもALLもトップ・エンドの商用車販売が徐々に復調しており、両社とも牽引車に照準を合わせているようだ。取り分けALLはマルチ・アクスル/牽引車領域におけるプレゼンスの強化を図っている。アナリストも低運転コストの大型車へのシフトが今後も持続するものと見ている。